「森」をテーマにした金工(鋳金)作品の制作活動を行っています。近年は、金属と建築端材や薪などの木材を組み合わせた作品を制作しています。建築端材や薪を「人の意図を介さず、人の手から生まれた造形」と捉え、そこに「金属の森」を構成し、自然物と人工物の不確かな境界の中に、新たな存在を芽吹かせるような表現を模索しています。曖昧な今に生きる人々の中にある「確かな存在」に、光を当てる用途をもった鋳金作品を目指しています。

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河野 太郎

WORKS / PRODUCTS

白の景色-揺れる光-
白の景色-揺れる光- 素材:錫・建築端材・水彩 / 技法:ゴム型鋳造(蝋原型) / 2018年制作
白の景色-光の先-
白の景色-光の先- 素材:錫・薪・水彩 / 技法:ゴム型鋳造(蝋原型) / 2017年制作