日本古来の伝統工芸に現代のIT技術を掛け合わせることで独自の手法で制作する。造形デザイン、漆芸、電子工作を一貫して手掛ける。螺鈿行燈シリーズは、インテリアとしての漆の存在を考えて「照明」にすることを選び制作。光を通さないハズの漆でいかに光を通しつつ漆作品としても美しくあるようにプロダクトデザインを行いました。外側は、日本の伝統工芸である漆工芸の手法を用いて作られています。内部は、スマートフォンで使用されているのと同じワイヤレス給電の電子基板やLEDを制御するオリジナルの電子回路が収納されています。アクセサリーでは金属と螺鈿をモチーフに金属を素地に用いたときに可能な繊細な造形に挑戦しています。

INFORMATION

太田 志保

WORKS / PRODUCTS

螺鈿行燈・鞠
螺鈿行燈・鞠
螺鈿行燈シリーズから「鞠」の蜂唐草デザインです。螺鈿が繊細で緻密な絵柄を形作っています。点灯時の螺鈿が色鮮やかです。
螺鈿行燈シリーズ
螺鈿行燈シリーズ
螺鈿行燈シリーズは3つの形があります。一番大きな雪洞、筆文字をあしらった「和歌」、多彩な絵柄を楽しめる「鞠」。点灯時と消灯時それぞれの良さがあります。
螺鈿リーフフォークリング
螺鈿リーフフォークリング
リーフデザインのフォークリングに螺鈿をあしらいました。
フリーサイズです。
リングの素材は真鍮。
リングの色はメッキによる着色で、金・銀・黒があります。
螺鈿は見る角度によっていろいろな色で反射します。